天窓のメンテナンス

青空ののぞく天窓

・天窓は電動で開閉するのか?手動で開閉するのか?

天窓のメンテナンスですがまず、天窓の種類を確認しなければメンテナンスを行うことはできません。天窓には大きく分けて手動で天窓を開閉するものと電動で開閉するものがあります。手動の場合ですと構造的にも単純ですので窓枠となりますガラス窓を拭く程度でメンテナンスを終えても構いません。この作業は高所での作業となりますので安全にさえ気をつければ天窓の状態を確認して窓のガラス部分を綺麗に掃除することができます。ですが注意点は窓ガラスのみの清掃することに注意をします。この際、ガラスクリーナーを使用しますが窓ガラスの間の縁にある防水シリコンゴムにガラスクリーナーがかかりますと急速にゴムが劣化して、最悪シリコンゴムがちぎれ隙間から雨水が浸入して、天窓からの雨漏りの原因になりますので注意が必要です。天窓の部分への注油作業につきましては原則としては行わないほうがよいでしょう。理由についてですが天窓のメンテナンスは一般の方が行えるものでなく取り付けた施工業者の方のみが行えます。基本的には日常から動作チェックと天窓の汚れを取ることしかできないと考えてください。天窓の寿命についてですが手動式のものは25年持てばよいほうでして電動だと対応年数は10年ほどで部品の寿命となります。

・電動の天窓についてはメンテナンスよりも修理を優先すること

電動の天窓ですが日常から出来るメンテナンスについては手動のものと同じで天窓のガラス部分を拭くことしか一般の方はで来ません。この際にガラスにヒビ割れが無いか動作音に以上が無いかを確認することしかできません。動作音に異常がある場合は修理交換が必要になると考えたほうがよいです。動作音の異常についてですが天窓を開閉する際、モーターを使用してギアを回転させ天窓についている開閉するための支柱を動かすタイプや、シャッターのようにモーターを使用して天窓を上下左右に移動させるタイプなどがあります。この動作をした際に異音が出る場合、モーターに異常があるか、支柱を動かすタイプですとギアに異常が出ている可能性があるためすぐに動作を中断し、天窓を購入したメーカーもしくは取り付けた工務店に電話をして修理をしましょう。自分で修理をすることにつきましては専門の知識が要りますし、天窓を外し地上まで降りなければならないため大変危険ですのでやめましょう。

・電気式タイプは新しく購入したほうが安い

電気式タイプの天窓は手動式の天窓に比べるとその分重量も増え、構造も複雑になります。構造が複雑になった分部品点数も多く、修理をする際の修理料金も割高になりますし、全体的に劣化をしやすいのが電動式の天窓です。バッテリーを使用して駆動するものだとバッテリーが故障する場合もありますし、モーターとコントロール装置両方が壊れることもあります。そういった故障が相次ぐ可能性も電動の天窓にはありますので対応年数である10年を超えた天窓については新しく購入を検討したほうが安全と言えます。

・天窓だけではなく屋根のメンテナンスも重要

天窓ばかりにメンテナンスや交換の目安のお話が言っていますが天窓を取り付ける屋根についてもメンテナンスが必要になります。瓦の屋根であれば寿命については一生ですが、瓦を止めている接着剤は寿命があり30年以上持てばいいほうです。この接着剤が弱くなると瓦がずれたりしますし、瓦の屋根に天窓を装着している場合ですと天窓に隙間ができて雨漏りをする原因になりますので天窓だけではなく、天窓を取り付けている窓についてもメンテナンスを行いましょう。特に最近のスレート瓦につきましては寿命が短いものもありまして、8年くらいで寿命を終える瓦もあり、そういった瓦を使用している住宅ですと天窓を取り付けた際、不具合を起こしており、雨漏りや天窓周辺にカビが発生するなどの問題を抱える場合もあります。ですので雨漏りや天窓周辺にカビが生えたと言う住宅は一度、天窓だけではなくその周囲、屋根の状態も確かめておいたほうがよいでしょう。

・こんなときはどうする?

天窓が自動の場合コントローラーやリモコンがあり、コントローラーやリモコンを使用して天窓の開閉を行います。このコントローラーやリモコンを使用しても天窓が動かない場合、どうすればいいかをお答えします。まずコントローラーがリモコンの場合、電波が出ているかを確かめる方法がありまして赤外線で通信をしているリモコンであればカメラつきの携帯などを使用してリモコンを撮影すると赤外線が出ていることが分かりますのでリモコンの故障については問題が無いと判断できますので天窓を開閉するユニットに問題があると判断できますので修理業者の方を呼びましょう。埋め込み型の天窓を操作するコントローラーの場合はコントローラーに異常を知らせるサインが現れますのでそちらを購入した店舗もしくは取り付けを行った業者、工務店に知らせた上、対処をして貰うと良いでしょう。

・劣化症状・不具合の発生前のメンテナンスが大切

天窓は屋根に設置されている事から、不具合・劣化症状はすぐに雨漏り被害に繋がります。
天窓からの雨漏りは比較的気付きやすいですが、雨漏り被害は浸水によるクロスの剥がれやカビの繁殖など室内に大きな被害を招きます。

上記の様な被害が発生する前に、定期的な点検・メンテナンスをされることがおすすめです!

天窓修理専門業者の数は少なく、天窓の点検・メンテナンスは基本的に屋根修理業者に依頼する事になります。
しかし、屋根修理業者によっては天窓のを取り扱った施工実績・経験が少ない業者も多い実情があります。

そこで、まずはインターネットを活用してお住まい地域を担当する業者のHPを確認してみましょう。
千葉県全域を対応している屋根工事業者「街の屋根やさん千葉」では、市原市で施工された天窓を含む屋根工事事例・お客様の声など、その地域で施工された情報がまとめられた地域別ページがあり、「天窓の交換工事を施工されたお客様の声」も掲載されています。

天窓交換工事を施工されたお客様の声:
天窓からの雨漏りに悩まされ、点検を依頼しました。点検に来た担当スタッフの対応が丁寧で安心感があったことが決め手となり、工事の依頼を決めました。工事後は、天窓からの雨漏りが完全に解消され、安心して生活できるようになりました。
本当に助かりました!

施工に非常に満足している事が分かりますね!上記に加え、施工事例もチェックしておくとより安心です。
施工業者の信頼性・技術を計る際は、お住まいの地域で実際に施工された施工事例やお客様に注目しましょう!